1. TOP
  2. ニュースリリース
  3. 辻静雄食文化財団
  4. 辻静雄生誕80周年記念「第4回 辻静雄食文化賞」開催レポート

辻静雄生誕80周年記念「第4回 辻静雄食文化賞」開催レポート
2013年05月30日

  • mixiチェック

日本の食文化の幅広い領域に注目し、よりよい「食」を目指してその目覚しい活動を通じ、新しい世界を築きあげた作品、もしくは個人・団体の活動を賞する「辻静雄食文化賞」。第4回を迎える本賞の贈賞式を、5月30日(木)代官山蔦屋書店にて開催いたしました。

贈賞式では、辻調グループの代表であり、選定委員会委員長である辻芳樹が「辻静雄食文化賞は受賞者によって成り立っていますが、今年も素晴らしい2組の受賞者にお越しいただいて、更にその思いを実感しています。」と語りました。また「第4回 辻静雄食文化賞」を受賞した、NHKエデュケーショナル「きょうの料理」とNHK出版「きょうの料理」に向けて「21世紀の今日においても、輝きを失わずに一流の料理家や最先端の料理人を出演させながらも、外食だけでなく料理することの楽しさを追求した本番組は、世界中の料理番組を見ても類を見ない番組。」とその功績を称えました。

番組のシニアプロデューサー・大野敏明氏は「放送を開始した当時は、日本人の約4人に1人が栄養疾患で、高エネルギーな料理を中心に紹介していました。また生活習慣病が問題になったときには、ヘルシー料理を紹介するなど、これまで紹介した3万個にも上るレシピは、それぞれの時代を反映しています。今回この賞を受賞したことで、番組スタッフのモチベーションも上がっているので、今後ともご声援を宜しくお願いいたします。」とコメント。またNHK出版「きょうの料理」編集長の湯原一憲氏は「次回は放送60周年を迎える4年後に、またこの賞を受賞できるように頑張りたいと思います。」と話しました。

また、辻静雄食文化賞専門技術者賞には、世界のガストロノミーと常に深いかかわりをもちながら、独自の世界観を表現していることが評価された、レストラン「NARISAWA」のオーナーシェフ・成澤由浩氏が選出されました。「伝統的なフランス料理を独自のものに枠組みを外し、モノマネ出来ない独自の哲学で料理を組み立て直しました。」と辻芳樹が話すと、「受賞の連絡をいただいた時は、とても嬉しく思いました。歴代の日本の食に携わってきた方々が積み重ねてきた、素晴らしい知識や知恵を今後は私が伝えていかなければならないと思っています。」と成澤氏はコメントし、贈賞式を締めくくりました。

jushousha.jpg

【第4回 辻静雄食文化賞 受賞作・受賞者紹介】
NHK「きょうの料理」とNHKテキスト「きょうの料理」
todaysryori.jpg「きょうの料理」は2012年に放送開始55年、テキスト通巻600号を迎えた。放送開始時の目標は「健康な食生活に役立つ」「新しい料理を教える」の2つ。90年代にはスピード重視の企画「20分で晩ごはん」がヒット、2000年代にはビギナーのための番組も別途始まった。

<受賞理由>
テレビというメディアとともに半世紀以上の歴史を刻み、番組とテキストを通して料理の情報を発信することによって家庭料理の水準を支えてきた功績を改めて確認し、評価された。料理ジャンルの垣根を超え、世代をつないで伝えられてきた多様な知識と技術は日本の食文化の豊かさの証と言える。明日の日本の食卓を考える上でも貴重な糧となり、大きな可能性を秘めている。

【第4回 辻静雄食文化賞 専門技術者賞 受賞者】
成澤由浩 (レストラン「NARISAWA」 オーナーシェフ)
shokubunka_1.jpg辻調理師専門学校、辻調グループ フランス校卒業。1996年小田原に「ラ・ナプール」開店。2003年東京・南青山に移転し「Les Créations de NARISAWA(レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ)」開店。2011年「NARISAWSA」に店名を改める。 

<受賞理由>
世界のガストロノミーと常に深いかかわりをもち、その大きな潮流の中で徹底的に自分の料理を考え抜く姿勢は見事で、日本の食材を使い、日本人ならではの、日本でしか成立しない料理を実現していることを高く評価された。社会と積極的にかかわりながら料理とレストランという空間を通して独自の世界観を表現する成澤シェフの姿は後進に与える影響力も多大である。

◆辻静雄食文化賞とは



カテゴリ

ニュースリリース

最近の投稿

ニュースリリース

過去の記事

ページの上部へ戻る