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ニュースリリース

辻調グループNEWS LETTER vol.41(2021年度留学生データ発表)

ニュースレター
プレスリリース

2022.02.16

―辻調グループ2021年度留学生データ発表―
日本での就労「希望」60.1% 「コロナ禍でなければ希望」67.2%
「日本で経験を積んで将来は自分の店を」
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辻調理師専門学校、製菓専門学校(大阪市、校長:芳樹)では、2021年度は162名の留学生が入学し、進級した在校生と合わせて合計340名の留学生が在学しています。内訳としては、日本料理や西洋料理、中国料理が学べる「調理師専門学校」に198名、洋菓子や和菓子、製パンなどが学べる「製菓専門学校」に142名となります。昨年に続いて今年度も新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、海外からの入学者数は減っており、未だ入国制限を受けている留学生79名も自国での待機を余儀なくされています。

また国別では、韓国172名、中国73名、台湾37名など上位3ヶ国は変わらず、加えてイタリア、メキシコ、スペイン、英国などアジア以外の国籍も多様化しており、計15ヶ国の留学生が学んでいます。


◆2021年度の留学生を対象にアンケート調査実施◆

2022年1月、辻調理師専門学校、辻製菓専門学校の留学生を対象に、アンケート調査を実施しました。残念ながら学外研修中の学生からは回答が得られず、回答率は74.4%にとどまりましたが、日本で料理・菓子を学ぶ目的や、卒業後の進路、コロナの影響などについて聞くことができました。
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【アンケート調査概要】
対象: 辻調理師専門学校、辻製菓専門学校に在学している留学生340名
期間: 2022年1月11日~1月15日
方法: WEBアンケート
有効回答数: 253名 (うち2021年新入生 113名)
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【TOPIC1】
「卒業後は日本で働きたい」と希望する留学生 60.1%
「コロナ禍でなければ、日本で働きたい」と考える留学生 67.2%
卒業後の進路について聞いたところ、「日本で働く」ことを希望する留学生は全体の60.1%で、「自国に帰って働く」という留学生の29.6%を大きく上回りました。昨年の調査でも同様の傾向がみられたものの、昨年の18.4ポイントから、今年は30.5ポイントにまで差は広がりました。また「卒業後の進路決定にコロナは影響したか」という問いについては、60.9%の留学生が「影響した」と回答し、「コロナでなければ日本で働くことを希望したか」という質問については、「希望する」と答えた留学生が67.2%にまでのぼりました。
※2020年度データ:「日本で働く」ことを希望する学生54.7%、「自国に帰って働く」ことを選択する学生36.3%
辻調グループ2020年度留学生アンケート調査より(リンク)




また、日本で働くことを希望する理由について、以下のようなコメントがありました。
●食の知識が集まる日本で経験を積んでから他の国に行きたい。(スペイン)
●学校で学んだ技術を働きながらもっと学びたいと思って。(韓国)
●日本の現場で経験を積みたいです。(中国)
●日本の洋菓子店の環境や働き方など実際に経験してみたい。(インドネシア)
●日本の文化が好きなので、それを学生生活だけでなく、
_就職してからも日本の新しい一面や新しいことを見つけたい。(タイ)
●自分の国と違う働き方を学んだり、いろんな経験を積みたい。(台湾)
●日本は住みやすいから。(ベトナム)
●日本国籍を取得して日本料理をとことん極めたい。(韓国)


【TOPIC2】
2021年度留学生の国内就職内定者は73名(2022年2月14日現在)
就職先を選ぶ基準には料理・菓子を学ぶ学生で考え方の違いも
2019年から外国人労働者の在留資格が拡大され、門戸が広がった国内就職については、本年度の内定獲得者は2月現在73名(昨年62名)で、結果待ちの留学生は8名です。在留資格の内訳としては、特定技能1号ビザ59名、特定活動ビザ7名、技・人・国ビザ6名、その他1名となります。コロナが卒業後の進路選択に影響したと答える留学生が60.9%いるなか、迷いながらも日本で働くことを選択した留学生の今後の動向には注目していきたいと思います。

彼らが就職先を選ぶ基準として、全体では、1位「自分のキャリアアップにつながる」、2位「シェフが魅力的である」、3位「職場内の人間関係」という結果でしたが、料理を学ぶ学生と菓子を学ぶ学生では重要視する項目に違いがあり、興味深い結果となりました。また多くの出会いがあるという理由から、人口が多い都市部での就職を希望する留学生も多いようです。さらに、まずは経験を積んでからといいつつ、将来的には「自分の店を開きたい」という留学生が約7割いるなか、「日本で経験を重ねて、日本で自分の店を持ちたい」という留学生もいました。




【TOPIC3】
留学生が学びたいのは「日本料理」に次いで「洋菓子」
食・文化の両面から"日本"への関心が高く、日本の技術レベルも高評価
留学生が学びたい料理・菓子のジャンルは、「日本料理」が36.4%、次いで「洋菓子」が26.5%という結果でした。2021年4月に新設した日本料理専門学科の影響を考慮すると、洋菓子人気は堅調で、洋菓子と言いつつ、"日本のお菓子"という認識が強いように感じます。それぞれのジャンルを選択した理由については、「日本料理はとても精巧で、優れた技術が必要なので挑戦したい。(中国)」「日本料理が好きだし、日本の食文化や職人の精神など興味があるので、もっと日本料理についての知識や技術を深く学びたい。(台湾)」、「洋菓子は楽しくて美味しい、魅力的な分野だと思う。洋菓子を勉強すると広い世界と歴史も学べる。(韓国)」「日本の洋菓子に興味がある。(タイ)」などのコメントがありました。



また、留学先に日本を選んだ理由について、全体では、1位「日本の食や文化に興味がある」、2位「日本の料理や菓子が好き」、3位「日本は料理技術・製菓技術のレベルが高い」という結果でしたが、こちらも料理・菓子を学ぶ学生で違いが見られました。特に、料理を学ぶ学生が日本で学びたい理由の2番目にあげたのは「日本で仕事をしたい」で、日本での就職に意欲の高さがうかがえました。



<お問合せ>
辻調グループ企画部:渡邉、尾藤
TEL:06-6629-0206 
E-mail:tsujichopress@tsujicho.com

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