OSAKA

お茶 工場見学

高度調理技術マネジメント学科

2019.07.05

6月12日にアップしたお茶摘みに引き続き、
続いては工場見学です。

ここは茶葉を保管しておく冷蔵庫です。

こちらの工場では収穫した茶葉を冷蔵庫で保管し、
鮮度が落ちないよう24時間以内に蒸されています。

蒸しあがった茶葉はこんな感じ!!
蒸された後なのにきれいな緑色です(^^)

そしてきれいに蒸した茶葉を
大きく高い筒のようなもので
風を送りながら冷まします。

乾燥したものが出てきました。

この乾燥した葉っぱを
「茎」と「葉」に分けていきます。

こちらが「茎」→茎茶になります。

そしてこちらが「葉」

この葉っぱを細かくして粉にしたものが
皆さんもよくご存じな
「抹茶」になるわけですね(^^*)

しかし、ただ細かくするだけじゃ抹茶にはなりません。
機械ではなく、石臼で引いていきます。
こちらの工場では石臼を100台ほど持っていらっしゃるとか(@@;)
その光景がこちらです...

石臼で引いた抹茶は数マイクロメートルという細かさ。
1つの石臼で1時間に引けるのはわずか40gほどだそうです。
それでも
「石臼でないと最高の抹茶は作れない」
と、小山園の皆さんはこだわり続けています。

その抹茶をそれぞれのグレードに分けて保管していくのですが
この銀色の缶1つでいくらすると思いますか??

なんと120万円です!!!
最初はものすごい金額に学生たちも驚いていましたが、
手作業で茶葉を摘み、24時間以内に蒸しあげて乾燥させて...
今までの工程を見た学生たちは
抹茶の値段が高めな理由も納得できたようでした。

最後には学生や職員1人1人にお抹茶を立ててくださり、
お菓子までご用意していただいちゃいました!!

惜しげもなく工場や茶畑を見せてくださり、
お茶について丁寧に説明してくださった
小山園の皆様、本当にありがとうございました。

3年生は今、個人個人が研究実習というものに
取り組んでいます。
小山園で頂いた茶葉で
お茶を料理に組み込めないかと
考えている学生もいます。

料理とお茶の新しい合わせ方が学生たちの手から
生まれていくかもしれませんね(^^)
とても楽しみです!!!

最後までご覧くださり、ありがとうございました!
辻調理師専門学校 3年制の詳しい話を聞いてみたいなと
思った方は是非オープンキャンパスへ!!
お待ちしております(^^)