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辻調理師専門学校(大阪)

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90分にかける先生の想いとは?~普段の授業の裏側大公開!~

製菓技術マネジメント学科
製菓衛生師本科
調理師本科
調理技術マネジメント学科

2026.10.20

こんにちは。「食品と栄養」「食品学」の授業を担当している原田です。

朝晩はすっかり冷えてきましたね。やっと秋らしくなってきたなぁと感じます。
さて、調理学科では9月後半から、製菓学科では10月から後期授業に突入しました。
基礎から応用へなど授業の内容も積み上がりながら進行していく科目も多いのではないでしょうか?

教室では多くの学生が先生からいろいろな知識や技能を教えてもらっています。
学校では当たり前の光景ですね。


ですが、そんな授業の裏では先生たちの努力が隠されているんですよ!
普段は見せない先生たちの働きを、とくとご覧あれ~。

これはとある日の「食品学」の授業。


学習内容はキウイフルーツの種類による違いと性質について。
種類による違いを確認したら、いざ実食!
ヘイワードとサンゴールドという品種を食べ比べて違いをチェックしています。



みんな、「すっぱーい」や「甘い」などいろいろ評価をしています。
実際に食べることで、より理解が深まったようです。よかった♪

では、ここから時間をさかのぼっていきましょう。
この授業をするにあたって、先生が行う授業準備はいっぱいです。

①授業の内容を決めて、学生に配布するプリントやその他資料をつくる
最近のキウイフルーツの流通などから、
学生に知っておいてほしいキウイフルーツの種類や特徴を決めます。
プリント作成では、授業で理解してほしいところなどがわかるように、
どこを( )抜きにしたらいいんだろう?などと
「授業の目標」をクリアできるように( )抜き部分をつくっていきます。

「授業の目標」は定期試験で問われるところになります。
つまり、( )埋めが完成したプリントは、試験を実施するにあたってとても重要!

また、プリントの内容はPowerPointの資料を使用してより伝わるように。
キウイフルーツを使用したケーキを販売しているケーキ屋さんなどの紹介もしつつ...。
学生が90分飽きずに取り組める工夫をしながら...。

そして、その工夫の一つに、「食品学」ならではの食べ比べがあります。


②キウイフルーツ(とリンゴ)の発注
今回はキウイフルーツの特徴を学習したので、学習内容に合わせて、
違いを理解できる種類を2つ選び、食べてもらうことにしました!
食べてもらうことにしました!と言ってはいますが、
勝手にキウイフルーツが湧き出てくるはずもないので・・・
教材の先生に「キウイフルーツを●日に◆個ください」と発注書を提出します。
教材の先生方はその発注書を見て、青果店に注文してくれます。
★教材の先生方のお仕事はこちらで確認くださいね。

そして、キウイフルーツって追熟しないとおいしくないので、
追熟しやすいようにリンゴも発注しておきました。
ところで、なぜリンゴ?と思った人。
リンゴから出る"エチレン"というガスが、
キウイフルーツを甘く熟させてくれるんですよ。

なので、キウイフルーツとリンゴを袋に入れて、授業まで数日、常温で置いておきます。

③キウイフルーツのカット
授業当日は、授業が始まるまでに準備室でキウイフルーツをカットします。

試食に必要な紙皿やつまようじなどもセットして、いざ教室へ!

そして、やっと、とある日の「食品学」の授業へとつながります。
このように授業はたった90分です(たったと思うか、長いなーと思うか人それぞれですが...。)が、
そこにかける先生の時間はそれ以上!
もちろんこれは「食品学」だけではなく、辻調理師専門学校にいる先生方は、
学生が楽しく、知識や技術を身に着けられるようにするにはどうしたらいいんだろうか?
多くの学生に伝わりやすくするために、どのような言葉や言い回しかたをすればいいんだろうか?
などと日々、試行錯誤しているんですよ。

その試行錯誤の結果、学生の「わかった!」といううれしそうな顔などが見られると、
こっちも「よっしゃー♪」と思うわけです。
そして、またその顔を見るために、それ以上の顔を見るために、
来年のキウイフルーツの授業どうしようかな?と試行錯誤の日々が始まります。
やったら終わりではなく、終わったら始まるのです。
これは、学生のみなさんも同じですね。
一緒にがんばろー!!!!!

~プロフィール~
辻調理師専門学校 専門講義科目グループ
原田 智子

担当授業「食品と栄養」「食品学」
大阪府出身
子どもの影響でちいかわが結構好きに。
夢はくりまんじゅうとお酒を酌み交わすこと。