FRANCE

辻調グループ フランス校

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オプション授業第1回(エスコフィエ校)

フランス校日記

2017.05.07

5月4日(木)
Bonjour, エスコフィエ校教務部クレールです。

フランス校では製菓や料理の授業のほかに「オプション授業」という普段の授業では学べないようなフランスの文化を学ぶ授業があります。ワイン、フランス語、フランス食文化の3つの講座の中から一つ選択して受講します。先週の金曜日に第1回オプション授業が行われました。

ワインの講座ではまず試飲の基礎を学びました。つがれたワインをすぐに口にするのではなく、色を見る、香りを感じる、など、着眼点について学んだり、ワインの温度で味が変わる、ということを感じるためにいろいろな温度のワインを試飲してみたりしました。

フランス語の講座ではトレヴーというレイリュー村の隣の村を散策しました。フランスの古い町並みを見学し、シルヴィー先生の建物についての説明を聞きながらカフェに向かいました。この日は雨が降っていましたが、ちょうど良いタイミングで天気がよくなりました。
カフェではフランス語で注文の仕方を学んで、飲み物もフランスならではのものを味わうことができました。

食文化の講座では「フランスぐるりひと回り」といった内容で、フランスを駆け足でひと回り、各地の食文化や特色を学びました。旅行に行く際のポイントなど、食から少し離れた内容もありましたが、とても役にたちました。

さて、通常授業のお話になりますが、実習担当の学生が料理をするために実習担当以外の学生が食材を選んだり、野菜の皮をむいたり、魚も肉もさばいたり、といった準備をします。それをミーザンプラス(mise en place 仕込み)と呼びます。その仕事が全てのベースになりますので責任重大です。

仕込み担当の学生のおかげで実習の学生は調理に集中ができ、丁寧に仕上げることができますよ!

前回もお話しましたが、サービス授業のレベルが上がりました。前回まではテーブルによって運ばれてくる料理が決まっていましたが、今回からは本物のレストランのように学生が注文を聞き、料理の説明をします。しかもフランス語で!
お客さん役の学生もフランス語で注文し、マナーをしっかり守ります。

製菓の授業ではパティシエが新鮮なフルーツを使って素敵なお菓子を作っています!お腹がいっぱいになっても美味しすぎてつい食べてしまいます!

製菓の授業には外来講師が見えました。なんと、2009年のクップドモンド(パティスリーの世界大会)の優勝者ジェローム・ランジリエさんです!
作ってくれたお菓子はシンプルでオシャレでした!
わかりやすい説明をしてくれ、学生の質問も答えてくださり、学生の皆さんは授業にとても満足していました!

今週と同様来週も月曜日が祭日です。少し長い週末、楽しく過ごしてください。