FRANCE

辻調グループ フランス校

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オプション授業5回目(最終回)

フランス校日記

2022.02.23

Bonjour! フランス校教務部です。
フランス校は先週に引き続き、うららかな日が続いています。
鳥やリスなどの動物も暖かさを感じているのでしょうか、フランス校の木々にとまっている様子を目にするようになりました。

さて、全5回のオプション授業ですが、ついに最終回を迎えました!
【ワイン】
Dégustation verticale(デギュスタシオン・ヴェルティカル-垂直試飲)に挑戦しました。
垂直試飲とは、収穫年の違う同じ品種、同じ土地で造られたワインを試飲し、ぶどうの収穫年の特徴や熟成の特徴を把握する方法です。


今回のワインは全てChâteau Belles-Graves(シャトー・ベルグラーヴ)のLalande Pomerol(ラランド・ポムロル)で、収穫年が2016、2011、2009、2001、2000年を用意しました。
2016年と2000年のものでは、写真でも見ても色のちがいが分かるのではないでしょうか!?


講師はレストランPaul Bocuse(ポール・ボキューズ)の元ソムリエで、現在はボキューズグループが展開するビストロの飲料部門の統括をしている、Jacques ROUGET(ジャック・ルジェ)氏。

どんな食事に合うか? など、研究生との会話もしながら進めていただきました。

研究生たちからは、自分の生まれ年(2000年、2001年)のワインが出てきて、その味に驚きの声が上がっていました。



【フランス語】
映画のお菓子を作っているワンシーンの聞き取りに挑戦しました!


始めは全然聞き取れないといっていた研究生もいましたが......
少しずつ聞き取れるようになってきたようです!


繰り返し聞くこと、そして実際に声に出して見ること(実際に歌ってみました)が語学を学ぶ上で非常に大切であることを再度認識できたのではないでしょうか?

さらに日本でも有名な『Les Champs-Élysée(レ・シャンゼリゼ)』(Joe Dassin-ジョー・ダッサン)もみんなで歌いました。

聞いたことがあっても、一つ一つの単語の意味を考えながら歌ってみると、また違った風景が思い浮かびましたね。

最後には、フランス校のある地域で食べられるお菓子、Bugne(ビューニュ)というお菓子を食べて、締めくくりました。



語学に苦手意識があった人も、楽しみながらフランス語に触れることを学ぶことができました!

【フランス食文化】
レストランのガイドブックであるLe Guide MICHELIN(ミシュランガイドブック)とGault & Millau(ゴゥ・エ・ミヨ)の見方を学びました。


料理、製菓を学ぶ研究生にとってはガイドブックに何が載っているのかはもちろん、どのよに評価がされているのかを知っておくことは大切です。
2つのガイドブックの特徴を知り、また、検索方法(インデックスの見方)を知っておくことで、今後自分の行ってみたいお店をより早く見つけることができますね。


さらにはこれまでの授業も含め、クイズ形式での復習を行いました。

これまでに授業で出てきた内容は、皆さんに知っておいて欲しい物ばかりです。
どれだけ記憶に残っているか、もし忘れていたとしても、どこが今までで大切だったのかをクイズ形式にすることでしっかりと復習ができましたね!



全5回のオプション授業はこの日で最終回となりました。
どの授業も、今後皆さんに役立つ情報が盛り込まれていたと思います。
お疲れ様でした!