FRANCE

辻調グループ フランス校

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エスコフィエ校の授業風景

フランス校日記

2014.05.20

5月14日(水)

Bonjour, 辻調グループフランス校、エスコフィエ校教務部の栗山です。
フランス校の授業は、3つのセリに分かれています。これは日本で言う学期のように考えていただければと思います。
また、調理と製菓では扱うものの性質上、セリの進度が微妙に違っています。ただ今、調理は2セリに入っており、
製菓は1セリの後半です。


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「製菓実習の様子」


製菓は1セリから同じお菓子を繰り返して実習しますが、調理は2セリに入ってから、同じメニューで2回目の実習をします。
これを、ルフェール(もう一度する)といいます。本日は、2セリの最初のメニューのルフェール中日でした。


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「調理実習の様子」                    「メモ帳は常に携帯。大切なことは実習中でもメモします」


シミュレーション実習では、前菜・魚料理・肉料理・まかない、それぞれの担当に職員が付いて適宜指導をしますが、
ルフェールでは職員が手をだすことは極力ありません。職員は見ているだけで、学生たちが主体的に実習をこなせるように
なれれば理想的です。さて、本日のルフェールはどうだったでしょうか?


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「製菓の学生から、デセールについて説明してもらっています。食事のときも勉強なのです


まだ始まってから1ヶ月半ですから、いきなりは難しいと思います。
しかも、2セリにはいると各担当2品ずつの料理を注文に応じて作らなければなりません。そのほとんどが
星付きレストランで提供されるような料理ばかりですし、たいへんだと思います。製菓実習も新しいお菓子になり、
心機一転、美味しい料理と美味しいお菓子をいただきました。学生の皆さんには、本当に感謝しています。
フランス校ならではの環境ですね。


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「フロマージュ講習の様子」


そして本日の講習は、昨日のレクレール校に引き続き、調理・製菓合同のフロマージュ(チーズ)の外来講習をうけました。
フランスには、毎日1種類ずつ食べても1年間で食べきれないくらい、たくさんの種類のフロマージュがあるんですよ! 
フランス校生活を通して、フロマージュが大好きになる学生も数多くいます。ふだんの夕食の際にも、フロマージュを解説付きで
食べる機会がありますが、こういった経験ができるのも、フランスならではですね!(日本での値段を考えると…)