前期試験を実施しました!
Bnjour! フランス校教務部です。
2021年秋コース生の前期試験を実施しました!
フランス校では調理・製菓の実技試験と専門用語(調理・製菓)の筆記試験、フランス語の試験で構成されています。
※試験内容は期毎に職員間での話し合いにて決定します。
【調理実技試験】
事前に指定された日のシミュレーション実習を、フランス人と日本人の先生が評価します。
当日だけではなく、前日からの仕込みも評価基準に含まれますので、仕込みからいつもよりキリっとした空気感の中、実習が始まりした。
もちろん味、盛り付け、スピードが大切! なのですが......
コミュニケーションもとっても大切です。
フランス料理は出来上がった料理から出せばよいということは、実はありません。
前菜班、魚料理班、肉料理班がお互いの料理の仕上がり時間を計算しつつ、調理場内のコミュニケーションをとって料理提供することが重要なのです。
その理解も含めての評価ですので、声も出しつつ、レストランシミュレーションを活かした試験(評価)になっています!
【製菓実技試験】
2セリから始まったentremets(アントルメ)を利用したpochage(ポシャージュ-絞り)の試験が行われました。
(製菓の2セリやアントルメについてはこちら)
始まる直前まで絞りのイメージを含らませているのでしょうか、しっかりとGâteau(ガトー-ケーキ)と向き合っていますね。
いざスタート!
いかに早くきれいに仕上げるかが大切です。
絞り終えると先生からの評価が始まります。
数回の練習でここまで上手にできるようになるものなんですね。
研究生の皆さん、本当に素晴らしいです!
【専門用語(調理・製菓)・フランス語(日常会話)筆記試験】
専門用語は調理のコアール先生が読み上げたフランス語を、
製菓はキャメラ先生が読み上げた専門用語の聞き取りがありました。
フランス語(日常会話)の試験も専門用語と同様、ブリジット先生・シルビー先生の会話を聞き取るなど、フランス人が読み上げるフランス語を聞き取る試験でした。
うまくできた人も、悔いが残ってしまった人もいたようですが、試験は自分と向き合う良い指標になりますので、今回の経験を活かして引き続き頑張りましょうね!