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辻調グループフランス校ブログ

岸 桃帆さん 研修先:La côte saint Jacques(ラ コート サン ジャック)

岸 桃帆(KISHI Momoho)
2018年秋コース エスコフィエ校 製菓研究課程
出身高校 愛知県 椙山女学園高等学校
辻調グループ出身校 エコール 辻 大阪 辻製菓マスターカレッジフランス校留学コース
研修先 La côte saint Jacques(ラ コート サン ジャック)
https://www.cotesaintjacques.com/

岸さんの研修先はリヨンからパリ方面へ北上、ブルゴーニュ地方の最北にあるミシュランガイドで二つ星を獲得しているレストランLa côte saint Jacquesラ コート サン ジャックです。皿盛りデザートを勉強すべく研修をしています。こちらのレストランはパリからは電車で1時間ほど、パリにも簡単に出られて楽しい研修生活を送っています。

「きれいな川が目の前にある高級ホテルにあるレストラン」
研修先は目の前に大きな川があり、天気の良い日は外で川を眺めながら食事をするお客様が多いです。川は魚がたくさん泳いでいるのを見ることができるほどきれいです。五つ星ホテルで、スパやプールもついているのでお客様は一日ホテルでゆっくり過ごせます。レストラン、ホテル、セルヴィス、スパの従業員など従業員数はかなり多いです。

仕事はいろいろやらせてもらっています。レストランではプチフールの仕込み、組み上げ、デセールの組み上げなどをしており、それ以外にも朝食の準備、レストランにあるブティックのお菓子、ホテル宿泊客用のお菓子など仕事の種類はたくさんあります。


デセールの写真

「従業員とのよい出会い」
職場のシェフも同僚も外国人の研修生に慣れているので優しいフランス語で仕事を教えてくれます。シェフは時には子供っぽく、時には適当ですが時にはしっかりしていて、困った時には必ず助けてくれます。フランス人従業員たちはみんな明るく笑いながら仕事をしているイメージで、フランス語が通じなかったら何回も聞いてくれる優しい人たちです。
同じ年のアポランティエ(研修生)の女の子と仲良くなり、日本語を教えてあげたりフランス語を教えてもらったりしています。彼女は日本が大好きなので、いろいろな日本語を覚えています。私が切羽詰まっている時に「ダイジョウブ、モモサン」と言ってくれた時には心が救われました。彼女のおかげで知らないフランス語やフランスの場所を知ることができたので本当にいい出会いをしたと思いました。


仲良しの研修生と

「お気に入りのスポットがいろいろ」
研修先のJoignyジョワニーははっきり言ってしまうと何もないのですが、川を見渡せる場所があり、そこは食事をしたり一休みをしたりできるスポットです。ホテルから少し山に登ってみる景色も美しく気に入っています。山をもっと上るとワイン畑が広がっており、そこから見られる満天の星空も素晴らしいです。お店から10分くらい歩くと旧市街のような町があり、そこには個性的なお店がいろいろとあり面白いです。

「パリにも行きやすい研修先」
シャトーにいたときよりもパリが近く行きやすいので週一くらいで行っていますが、その都度目的を持って行くようにしています。ケーキ屋さんを巡ったり、パッサージュを歩いてまわったり、美術館に行ったり、製菓洋品店に行ったり。美術館などは学生証を見せると無料になるところもあるのでお得に交通費だけでパリを楽しむこともできました。私はマリー・アントワネットが好きなので、一人でベルサイユ宮殿に行きひたすらマリー・アントワネットに思いをはせながら広大なジャルダンを散歩したりもしました。一人で出かけることが多いですが、時々他の研修生とパリで会ったりもしましたし、アルザスにいる研修生に案内してもらってガトーを食べたりすることもありました。とにかく今しかできない経験をたくさんしたかったので、ほとんど住居にいるということはなかったです。


パリで友達と

「住居にもいろいろな思い出」
初めて部屋に足を踏み入れた時はかなり古い作りに衝撃を受けました。初めての休みに同部屋の子(エスコフィエ校調理の研修生)と必要なものを買いに行ったのですが、こんな驚きの部屋に住んだ私たちは日本ならどこでも生きて行けるだろう、今与えられた状況に感謝して楽しく過ごそうと二人で誓ったことを覚えています。まゆさん(同部屋の研修生)とは仕事終わりに今日あったうれしいことや落ち込んだ話などを毎日お泊り会のように話し合いました。そういう話し相手がいることは本当に励みになりました。まゆさんは私の誕生日、0時になってすぐに誕生日に曲をかけてプレゼントを用意して祝ってくれたり、数日後にも職場の人たちが部屋に集まってケーキやカードでお祝いしてくれ、海外で迎える初めての誕生日はとても幸せでした。同じ寮に住んでいたブラジル人の研修生は私たちが到着して間もない頃から常に親切にしてくれ、一緒に過ごす時間が多かったのですが、彼は先に研修を終えてしまい別れは本当につらかったです。それくらい私たちが大好きだった研修生の同僚です。


同部屋のまゆさんと

「研修中、四つのことを学んだ」
研修中に学んだこと、一つ目はしっかりと自分の意見を持つことの大切さです。自分の意見を言わないと簡単な仕事しかさせてもらえなかったり、わからないことをそのままにして同じ失敗をしてしまって迷惑をかけることになります。わからない時はわからないとはっきり口にしたり、割と大きめなリアクションをして感情を出してみたり、できそうな仕事を見つけたら「やりたい」と言ったり努力するようにしたら、パティシエの人たちとの関係も以前より良くなったと思いますし、前にできなかった仕事も任せてもらえるようになりました。

二つ目は自分で考えて行動する力です。研修先では何をしなくてはいけないか、ということを自分でノートに書いてみんなで共有し仕事を進めていくので、しっかり何をするのか把握しなくてはいけません。仕込みが間に合わなかったら自分のせいになります。研修生にもそのような責任感のある仕事をさせてくれる研修先のおかげで、自分で考えて行動することの大切さを学びました。

三つ目はコミュニケーションです。これは学校でも学んだことですが、研修先でも同じです。研修先ではコミュニケーションの相手がフランス人なので初めは距離がありましたがしっかりと目を見て全員と挨拶をするようにしてからコミュニケーションが取りやすくなり、仕事もたくさんもらえるようになりました。

四つ目は教科書、学校がすべてではないということです。学校で習ったことはもちろん正しいのですが、それだけが答えではなくその場所ごとに柔軟に対応してやり方を学び仕事をする、ということは大切です。学校がこうだったからこう、と決めつけて作業すると仕事の支障が出るので、研修先での初めての作業は一から詳しく理由も含めて話してもらいました。

「研修先は人とのつながりがしっかりしている」
フランス校にいる時は「ただの研修生だから普通に働いていれば時間は過ぎるだろう」というようなことを思っていましたが、人と人とのつながりが思ったよりもしっかりしていて、働いている時の会話はもちろんですがそれ以外にも会話をすることが多いので、フランス語は製菓用語だけではなく私生活で使う単語も覚えないと仕事場にいるのがしんどい時があります。真剣に働くことは大事ですが、それだけでは研修はうまくいかないと思います。こういった状況で、「人に物事を伝えるにはどうしたらよいか」を考えるようになったし、パッと言われたフランス語に即座に反応するように気を付けるようになりました。しっかりと物事を伝えないと仕事に支障がでますし、アシエットデセール(皿盛りデセール)の仕事ではスピード勝負なことが多いので反射的に動けるようになりました。

「将来の目標」
フランスでまた働けるような就職先を見つけてフランスで働きたいです。もう一度フランスにもどってきて本場のガトーを作り学び、それを活かしてガトーやデセールを作って日本で求められるような人材になりたいです。

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