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辻調理師専門学校

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1年生と2年生の実習の違いとは!?

調理技術マネジメント学科

2022.12.06

1年が折り返して少し経ちましたね。
今回は1年生と2年生の実習の違いに迫ります!
では、さっそく紹介いきましょう!

1年生の実習では、一人一品テーマとなる料理を作っていきます。
今回のメニューはこちら!

鶏肉のトウチ炒めです。

実は今回、炒め物の最終回で技能評価という小テストの日です。
前回までに学んだ内容から、自分の力を試していきます!

材料は少し違いますが、何度もしている仕込みです。
自分たちでどんどん仕込んでいきます!

鶏胸肉をカットして、下味をつけます。

材料が揃いました!

職員の見本を見てから、それぞれに料理を作っていきます。
1回作った後に改善点を見つけてから、本番の小テストに挑みます...!

みんな、真剣な表情です。
うまく作れたでしょうか?
この後、自分で食べて、
① 職員がつくったもの
② 1回目につくったもの
③ 2回目につくったもの
の違いがあるか?なぜ違うのか?を書き出して授業は終了となります。


続いて2年生の実習、レストランシミュレーションの様子をお伝えします!
2年生の実習については、6月のブログでも紹介されていたと思いますが、
半年経ってどう成長したでしょうか...?

今回のメニューはこちらです!
【前菜】
鴨とクラゲの和え物
鶏モツの煮込み 陳皮風味
アボカドのライスペーパー巻
【料理】
冬瓜のくり抜き蒸しスープ
伊勢海老の炒め物 広東風
中国野菜の炒め物
中国パスタのマーライジャン風味
【点心】
小籠包
ジャスミンティーのブリュレ

盛りだくさんですね!
もちろん1人でやるわけではありません。
10名でチームを組んで、料理を提供していきます。

オーダーも通り、いよいよコースが始まります。

メニューは全て中国語で書かれています。

まずは前菜を3種盛で提供します!
色が鮮やかできれいですね!

続いての料理はこちら!

銀色の卵のようですね?
これは一体なんでしょうか?
サービス担当の学生が蓋を開けると...!?

冬瓜のスープです!
くり抜いた冬瓜にスープを注ぎ、4時間蒸した料理です。
インパクトのある見た目ですね。

時は戻り、前菜を盛り付けている最中、メインの料理の伊勢海老を捌いていきます!

オーダーが通れば、新鮮な伊勢海老で炒め物を作ります。

続いては、中国野菜の炒め物、中国パスタのマーライジャン風味を提供します。

鍋振りに気を取られていた半年前と違い、料理をどうしたらもっと美味しくなるか真剣に考えます!

点心はみなさんご存じの小籠包!

作り置きが難しいので、他の料理を提供している最中にせっせと包んでいました!
この日に向けてたくさん練習していた甲斐がありましたね...!

蒸籠から湯気の立つ小籠包...想像するだけでお腹が空いてきます!

最後にデザートのジャスミンティーのブリュレを提供して、コースは終了となります。
終われば、お客様役をやっていた学生から料理の評価を聞いて、
前日の仕込みから、コース提供時の動きの反省をチームでして共有し、次回に繋げていきます。

どうでしたか?違いは見つかりましたか?
まずは作った料理を誰が食べるか。
1年生では自分で、2年生では他の人に食べてもらいます。
また、1年生は調理法や料理の過程をパーツごとに学んで、一人一人の基礎を作る実習でした。
2年生は1年生で固めた基礎をもとにチームでコース料理を仕上げていましたね。
いきなりやろうとしたら難しいですが、2年間をかけて自分のなりたい調理師を目指します。

料理を作るのが好きなあなた、辻調理師専門学校で料理の世界に浸ってみませんか?

~プロフィール~
辻調理師専門学校 中国料理担当 
河野 晶子
辻調に入る前の私が知っている中国料理といえば、
麻婆豆腐、餃子、エビチリくらいでした。
気が付けば豪快な鍋振り、繊細な包丁技術や点心の魅力に引き込まれていました。
ぜひ皆さんも料理ばかりの学校生活を送ってみませんか?