FRANCE

辻調グループ フランス校

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こういう授業もあるんです(エスコフィエ校)

フランス校日記

2014.12.04

12月1日(月)


Bonjour, 辻調グループフランス校、エスコフィエ校教務部の栗山です。
今年の秋は平年より10度近く気温が高い日が多く、われわれ職員はずいぶん暖かいと思っていましたが、
学生たちにとってはそれでも寒く感じる日もあったようでした。そして、11月が終わる頃には一気に気温が下がり、
本格的に冬の到来を感じるようになりました。


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さて、フランス校では実習、サーヴィス、クリヨン、そしてフランス語や講習といった授業を行っていますが、今回は先日
行われたエスコフィエ校でのコアール先生とのコミュニケーション授業の様子をお伝えします。


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毎日ではありませんが、講習が終わってから、翌日に実習を控えたエキップ(班)の学生たちを対象に行われる、
約30分ほどの講義です。コアール先生から、器具や包丁、調理理論についての説明をしていただきます。


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ちょうどお邪魔した日は、乳化についての授業でした。板書を交え、なぜ油と水が乳化するのか、なぜ失敗すると
分離してしまうのか、分かりやすく説明していただきます。日本人の先生から日本語でのサポートもありまずが、
コアール先生は板書に加えてジェスチャーまで交えてくれるのですから、学生たちにはたいへん分かりやすいことでしょう。


「油役と水役に分かれ、それこそ身体で理解しています!」
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最後には、実際にコアール先生がバターと水を乳化させてソースを作ってくれ、この日の授業は終了しました。
普段の実習や講習をコミュニケーション授業で理論的に補足してもらい、学生たちの理解もいっそう深まることでしょうね!