ツルブログ No.11 特殊器具を使った手打ちパスタ(辻フランス・イタリア料理マスターカレッジ)
お久しぶりです。エコール大阪西洋のツルです。
夏休みも終わり、2学期が始まりました。
夏休み、久々に実家に帰り、親や実家の友達と会いました。
楽しかったですねー。
さて、今回はー特殊器具を使った手打ちパスタの授業について書きます。
この授業をしてくださったのは、イタリア料理担当の小竹先生です。
まつ毛が長くてカッコいい先生です。
最初に紹介するのはビーゴリです。
これは全粒粉を使ったパスタです。
トルキオという器具を用いて作られます。
これです。ごついですね。
上の部分を捻ると下からニュルっとでてきます。
写真の男はよく一緒にご飯を食べる山本くんです。
来年の春、フランス校にいくらしいです。
パスタ自体はザラザラしていて食べ応えがあります。
ソースはアンチョビと玉ねぎを使ったソースで、シンプルなので美味しく作るのが難しいらしいです。
同じくイタリア料理担当の瀬口先生が先生の知る限りビーゴリの美味しい店はこのパスタ発祥の州でも二軒しかないそうです。
続きましてカヴァティエッディです。
とても綺麗ですね。
スカンピエビという大きなエビが使われております。
カヴァティエッディというのはナイフを使って作るパスタです。
生地においてナイフをスライドさせると生地がくるっとまるまります。
そしたら真ん中にあのような線が入るのですよ。
不思議ですよね。
もちっとしていました。
最後はこれです。
ガルガネッリです。
あれ?ペンネじゃね?と思う方もいるかもしれません。
実はペンネとは逆の向きにラインが入っています。
これはペッティネと呼ばれる器具を用いて作ります。その器具の上でくるっと生地を巻いて作ります。
この時の授業は休み時間にクラスのみんなで手伝いをしました。
右から2番目がナツくんですね。
そのナツくんが持っている器具がペッティネです。
比較的生地が薄くて食べていて心地いい食感です。
ソースも生のソーセージから作られており美味しかったです。
生のソーセージとは日本のものとは違い、火の入っていない腸に詰めただけの状態のものをさします。
各地域によって色んな形のパスタがあるのだと、勉強になりました。
今回はこのぐらいにしておきましょう。
次回はシェフシリーズです。
どうぞお楽しみに!
今回のナツくんは洗い物をしています。
腕の動きが速すぎてぶれていますね。
僕はこの時洗われたものを拭いていました。
連携プレーです。
次回のナツくんもお楽しみに!
~プロフィール~
エコール 辻 大阪 辻フランス・イタリア料理マスターカレッジのルーツーです。
ピッツァと肉が好物です。
ピッツァが好きと書きましたが、フランス料理に興味があります。2017年からはフランス校に留学します。